JD Edwardsの歴史

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JD Edwardsの歴史

JD Edwardsの歴史を紐解く

JD Edwardsは今でこそオラクルに買収されていますが、1977年に設立され会計関連のソフトウェア開発や販売を行う企業でした。
興味深いのが社名と商品名の関係で、JD Edwardsという社名と同じ名前のソフトを世に送り出しました。
その頃販売していたソフトウェアはERPソフトではなく、あくまで会計に特化したものとなっています。
しかし同社はこのソフトに次々と関連機能を盛り込んでいき、1990年代後半の段階でERPソフトとなりました。
経営者の一人が多額の寄付をしたことで経営は順調かと思われましたが、それから数年後に世界的企業のピープルソフトに買収されました。
ピープルソフトに買収された理由などはわかりませんが、上記したERPソフト(OneWorld)がピープルソフトのソフトと融合し、JD Edwards EnterpriseOneが完成します。
しかし1年ほどでオラクルがピープルソフトを買収することになります。
ですがJD Edwards EnterpriseOneは通常通り開発が続けられており、世界規模で販売しています。
商品名のJD Edwards EnterpriseOneの元になっているのが社名のJDEdwardsですが、結果的に2社に買収されることになったにもかかわらず、商品名は生き続けています。
それはJD Edwards EnterpriseOneがERPソフトとしてたいへん優秀だったからでしょう。
JD Edwards社誕生。JD Edwards(会計関連ソフトウェア)進化。JD Edwards(ERP)ピープルソフト社による買収。JD Edwards EnterpriseOneオラクル社による買収。JD Edwards EnterpriseOneとして健在。

JD Edwards EnterpriseOneの今後の発展

クラウドタイプのERPの特徴☆各種作業はベンダー側に任せられる☆拡張性に優れている☆自社内のスキルの有無を問われないERPソフトの必要性が求められている今の時代ですから、今現在もこのソフトは常に進化し続けています。
ERPソフトが求められる現場で必要とされる機能は多岐に渡り、いまだに完璧なERPソフトはありません。
そういったソフトを目指すべくJD Edwards EnterpriseOneは拡張を続けており、各種アプリケーションと連携、統合させることができるよう進化しています。
ERPソフトというのは各情報等を一元管理するものですから、多種多様なアプリケーションと連携させられるというのは大きなメリットでしょう。
大企業のオラクルの全てのソフトと統合させられるようになったなら、かなり強みを発揮するはずです。
ERPソフトのシェア争いはし烈を極めていますが、JD Edwards EnterpriseOneはかなりの存在感を示しています。
弊社にはオラクルのスペシャリストとしてCNCコンサルティングがおりますので、JDEdwards EnterpriseOneについてお困りのことがございましたらお気軽にご相談下さい。